退職の悩み

退職代行サービスを利用するのはクズ、ありえない理由とは?利用しない場合は?

「退職代行サービスを利用するのはクズ、ありえない理由とは?」
「退職代行を利用しない場合はどうなる?」

本記事では、退職代行サービスを利用するのはクズであるのか、ありえない理由や、退職代行を利用しない場合はどうなるのかについて解説します。

退職代行サービスを利用するのはクズ、ありえない理由とは?

退職代行サービスを利用するのはクズなのかでしょうか、またありえないことのでしょうか?

結論から言いましたら、退職代行サービスを利用するのはクズでもなければ、ありえないわけでもありません。

退職代行サービスは、ちゃんとした代行サービスであり、現在、多くの方が利用しています。また、退職代行サービスを利用して退職することは、違法行為ではありません。

仮に退職によって会社に迷惑がかかったとしても、人手不足の問題は会社側の責任ですので、社員側が心配する必要はありません。

なぜ、退職代行サービスを使った退職は「非常識」だとか「時間の無駄」だと言われるのでしょうか?

退職代行サービスを使った退職者は、「クズ」だとか「信じられない」などと言われるケースがあります。ここからは、なぜ「クズ」、「信じられない」と言われるのか、その理由の一部をご紹介します。

上司や同僚に挨拶できないケースがあるから

退職代行を利用すると、必要な手続きを代行してくれるため、出社する必要がありません。そのため、上司や同僚に挨拶せずに退職してしまうことがあります。

お世話になった方や、同僚に挨拶せずに退職することは「無神経」、「モラルに欠ける」、「マナー違反」という意見も多くあります。しかし、退職代行を利用しなくても、病気などで退職の意思を直接伝えられないケースもありますので、心配する必要はありません。

それでも、退職代行会社を利用することに、負い目や罪悪感を感じるようであれば、一緒に働いていた人や仲の良かった同僚には、個別に連絡して挨拶することをおすすめします。

仕事を引き継がずに退職するから

退職代行会社を利用すると、会社に突然欠員ができます。通常の退職手続きとは異なり、業務を引き継ぐ時間が十分に取れない可能性が高いでしょう。

一般的に、退職の意思を会社に伝えてから、実際に退職するまでは、有給休暇消化や引継ぎ期間などを考慮して、2週間から1ヶ月程度が目安となります。

例えば、退職する人が重要なプロジェクトを担当しており、その引継ぎをせずに退職した場合、業務に重大な支障をきたす可能性があります。場合によっては、会社側がその社員を引き留めたり、損害賠償を請求されたりすることさえあり得ます。

しかし、退職によって会社側に問題が生じた場合、責任は社員ではなく、会社側にあることを忘れてはなりません。

重要なことは直接会って話すべきという考え方が根強いから

ビジネスに限らず、多くの場面で「重要なことは直接会って話すべき」という考え方は根強いものです。

例えば、退職代行サービスが登場する前であれば、退職の意思をメールで伝えようとする人を、批判する人も多かったでしょう。

退職代行の場合、退職の意思を伝えるのは第三者です。そのため、こちらの様な価値観を持つ人から見ると、さらに「ありえない」と思われるでしょう。

退職代行を利用しない場合は?

「退職代行をすぐに利用しよう」と思う人もいれば、「やっぱり退職代行は利用したくない」と思う人もいるでしょう。

また、中には、「退職したいけどできない。でも退職代行は利用したくない」という方もいらっしゃるかもしれません。

同僚の目を気にして不安になり、退職代行の利用にためらいがある気持ちは、よくわかりますが、退職代行を利用しなければどうなるでしょうか?

退職日が先延ばしになる可能性がある

退職代行会社を利用しましたら、即日退職できる可能性があります。しかし、ご自身で退職の意思を伝える場合、最低でも1ヶ月、場合によっては、2~3ヶ月は退職日が先延ばしになる可能性があります。

精神的に参ってしまうリスクがある

退職代行会社を利用すれば、すぐに退職でき、辛い・厳しい職場環境から逃れることができます。しかし、退職代行会社を利用せずに、直接退職の意思を伝えて、辛い環境で働き続けると、精神的に参ってしまうリスクが高いです。

また、もう戻れない可能性もあります。「退職したいけどできない」と思っている人は、退職代行会社を最終手段として利用することが多いです。

しかし、「退職代行会社を使って退職したくない」と思っている人もたくさんいます。

退職代行会社を利用したくない理由は、同僚や世間体などを気にしてのことだと思いますが、退職代行会社を利用しなければ、会社に対するネガティブな感情が募る一方になる可能性もあります。

そして、会社に対するネガティブな感情が溢れ出してしまうと、退職してしまう可能性が高くなります。

しかしながら、退職代行会社を利用すれば、退職の手続きを代行してくれるので、正式に退職することができます。

まとめ

退職代行サービスを利用するのはクズであるのか、ありえない理由や、退職代行を利用しない場合はどうなるのかについて解説しました。

退職代行会社を利用しても、あなたはクズではありません。

退職代行サービスを利用する人はたくさんいますが、「非常識」、「ありえない」など、利用することに対して、厳しい意見を持つ人も一定数います。

しかし、退職代行会社を利用することは、非常識な行為ではありません。

事実、退職代行会社を利用する人は、年々増加しており、違法なサービスではないので、何ら問題はありません。

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